「京東商城」が急成長のカギは百度広告のとりやめ!?


中国のEコマース業界では、Alibaba(TaobaoやTmallなどのEコマースサイトを運営)が巨大企業として存在しているが、最近、二番手の京東商城も勢いを増している。

2011年上半期中国B2C業界の市場シェアで見ますとAlibabaだけで約半分を占め、京東商城が2割弱のシェアとなっている。2012年上期、京東商城の登録ユーザーが4,000万人を超え、ここ2か月、毎月約40万件の注文を扱い、さらに売上高が前年比200%の割合で伸びている。

急成長の理由は、衣類百貨など女性市場に力を入れていることによって、女性ユーザー向けのサービス充実である。6月以来、京東商城の女性登録ユーザーは男性を超えて、52%を占めた。衣類百貨が爆発的な売上をもたらした。さらに、相乗効果でデジタル機器やスポーツ用品なども前年と比べかなり伸びていった。

業界他社がプロモーション費用を惜しみなく投資している中、2011年4月、京東商城のCEO劉強東は今年の広告費用を50%削減し、100の都市での配達サービスと10本の都市間輸送ラインを新しく開設する決定を発表した。それに続いて、4月8日、劉強東は「高すぎる百度の広告費」を理由にできるだけ早く百度広告を止めるとWeiboで宣言した。このWeiboの内容は発表されて約1時間後に削除されてしまったが、百度の広告代金がどのようなものか垣間見ることができる話である。

京東商城は百度から削った広告費を物流整備にいれて、更なるサービスの向上に力を入れている。ご存知の通り中国は国土が広いため、迅速かつ安全な物流システムはEコマース業界で勝負のカギとなる。(7月17日発表による)京東商城がEコマース業界初の政府からの物流事業認定許可を受け、京東商城CEOである劉強東氏は、同社の宅配サービスが8月末に開始されることをWeiboで明らかにした。

京東商城がeコマースの帝王になるまでの道のりはまだ長いが、Alibabaに続づくプレーヤーであることは間違いない。今後、独自迅速の物流システムの構築により、更に勢力を増しだろう。同時に、激しい競争によりEコマース業界に合併の余地がまだ多く残っている。


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