スマートフォン広告の特性


 急速に市場が拡大している、というより、もはや人々のコミュニケーショ
 ンの必須ツールになっているスマートフォン。
 
 広告市場においても、もちろん従来のフィーチャーフォン向けの広告出稿
 を行っている企業もあるが、新規での広告出稿開始や、出稿規模を拡大す
 るとなると、やはりスマートフォン向けがほとんどだ。そんなスマートフ
 ォン向けの広告の特性を、もはや当たり前と思われる方もいるかもしれな
 いが、改めてまとめてみたい。
 
 広告を表示する側(スマートフォン側)から考えるとどうだろうか?
 広告が表示された場合、画面全体に占める広告表示面の割合は PC に
 比べて高く、少なくとも閲覧者の目に付く可能性は高いと考えられる。
 
 一方、リスティング広告のように、PC よりも少ない表示枠を争うような
 モデルの広告の場合、競合他社よりも良いポジション(上の表示位置)を
 取らなければ見てもらえる確率が極端に下がる。その結果、流入なども
 大幅に減少してしまうため、プレイヤー数が同じであれば、表示枠争いは
 PC よりも激化する可能性が高い(フィーチャーフォンでも同様の傾向で
 あった)。
 
 しかし、スマートフォンは当然、PC に比べて携帯性に優れており、「何
 か気になるものを見つけたその時に」いつでもどこでも使用が可能だ。
 そのため、たとえば電車広告に検索窓を設け、「○○で検索」などと謳っ
 ている企業にとっては、スマートフォン向けサイトは必須である、と言え
 るかもしれない。
 
 ヤフー株式会社の調査結果(※)によると、ユーザー動向として、
 
 ・検索する際の単語数は2単語が61.5%を占める
 ・キーワード入力補助機能を「利用している」「やや利用している」人が
  84.1%などという結果もあり、スマートフォンならではの検索行動をし
  ている点を忘れてはいけない。
 
 PC にしてもスマートフォンにしても、もちろんフィーチャーフォンも、
 単に「どんな広告があるのか?」という点だけでなく、どういう人が、
 どんな時に、どんな風に使っているのか?という点をしっかりと調べ考え
 て、取り組まなければならない。
 
 ※ヤフー株式会社発表
 「男女別にみる、スマートフォンでのインターネット検索行動~スマート
 フォン利用者の動向調査(2)」より
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