• この記事は 2分で読み終わります
    2021.04.19

hreflangの読み方、意味や使い方を解説!

hrefタグについて、「どう読むの?」「何のためにあるの?」「使い方は?」などの疑問を持たれている方は多いと思います。今回はそんなhrefタグについて解説いたします。

▼hreflangの読み方

hreflangは「エイチレフラング」と読み、別名「リンク先の言語」とも呼ばれています。
元々「href」は「hypertext reference」の略で、「ハイパーテキストの参照」という意味です。また、lang は「language」の略で、「言語」という意味になります。

▼hreflangの意味

hreflangは多言語サイトを知らせるためのタグ(hreflangアノテーション/言語アノテーションタグとも呼ばれます)です。もしサイトの中に多言語ページが存在しない場合は、hreflangタグを設定する必要はありません。
タグは下記のように記述します。

【記述内容】
<link rel=”alternate” hreflang=”■■■■■■■” href=”●●●●●●●”>

備考:
■: 言語コード
●: その言語ページのURL

言語コードは以下のように指定します。一例ですが、下記が言語コードになります。

【言語コード一覧】

言語コード
ja
en
de
fr
it
es
ja
ko
zh-Hans
zh-Hant
ar
el
eo
la
mn
ms
nl
vi
th

ISO639-1形式 言語名
日本語
英語
ドイツ語
フランス語
イタリア語
スペイン語
日本語
朝鮮語
中国語:簡体字
中国語:繁体字
アラビア語
ギリシア語
エスペラント語
ラテン語
モンゴル語
マレー語
オランダ語
ベトナム語
タイ語

▼hreflangの使い方

hreflangタグは、HTMLタグで設定し、多言語展開しているページの<head> 内に記述することが推奨されています。

<link rel=”alternate” hreflang=”■■■■■■■” href=”●●●●●●●”>

※hreflangには言語(必要に応じて地域)を設定します。
※hrefには言語ごとのページのURLで設定します。

もう一つ大事なのは、多言語展開しているページ毎にページ同士でhreflangタグの記述をしなければなりません。

ページ毎というのは、サイトのトップページにhreflangタグを記述するだけではなく、そのページに多言語ページがある場合、そのコンテンツ毎にも記述しなければなりません。

またページ同士というのは、日本語、英語、中国語でサイトを作っている場合、日本語サイトと英語サイトと中国語サイト全てでhreflangタグを記述する必要があります。

例)日本語、英語、中国語があるサイト

日本語ページ : https://www.auncon.co.jp/
英語ページ  : https://www.auncon.co.jp/en/
中国語ページ : https://www.auncon.co.jp/cn/

<head>部にはそれぞれ以下のような記述をします。

▼日本語ページ
<link rel=”alternate” hreflang=”ja” href=”https://www.auncon.co.jp/”>
<link rel=”alternate” hreflang=”en” href=”https://www.auncon.co.jp/en/”>
<link rel=”alternate” hreflang=”zh-cn” href=”https://www.auncon.co.jp/cn/”>

▼英語ページ
<link rel=”alternate” hreflang=”ja” href=”https://www.auncon.co.jp/”>
<link rel=”alternate” hreflang=”en” href=”https://www.auncon.co.jp/en/”>
<link rel=”alternate” hreflang=”zh-cn” href=”https://www.auncon.co.jp/cn/”>

▼中国語ページ
<link rel=”alternate” hreflang=”ja” href=”https://www.auncon.co.jp/”>
<link rel=”alternate” hreflang=”en” href=”https://www.auncon.co.jp/en/”>
<link rel=”alternate” hreflang=”zh-cn” href=”https://www.auncon.co.jp/cn/”>

いかがでしたか?多言語サイトを運営する場合「hreflangタグ」を記述するのが必須です。

hreflangタグを記述することでGoogleのロボットに多言語サイトということを知らせることができます。適切なユーザーに適切な言語のページを届けることもできるので、海外向けにサイト展開を行っている方は、hreflangタグの記述をしましょう。

もし、すでに記載しているのであれば、記述漏れ、間違いやエラーはないかをもう一度確かめてみてはいかがでしょうか。

Written by P.W

お問い合わせ

少しでも不明点等ございましたら
お気軽にお問い合わせください。

※こちらからの営業目的の連絡はご遠慮ください。
お問い合わせいただいても一切お返事いたしかねますので、ご了承願います。

アウンコンサルティング株式会社が提供するサービスについて、
資料請求、お問い合わせをお受けしております。
必要事項ご記入の上、「確認」ボタンを押してください。

Copyright © 1998- AUN CONSULTING,inc.

Top