以前は、メタタグにキーワードを詰め込んだり、画像に大量のキーワードを入れたり、
隠しテキストという手法で上位表示されるとされてきましたが、
キーワード詰め込み(キーワードスタッフィング)は、現在のSEOではスパム扱いになります。
その理由の一つとして「キーワード詰め込み」が挙げられています。
Googleウェブマスター・トレンド・アナリストのジョン・ミューラー氏によると、
対象サイトのトップページの1ページ内に(特にフッター部分に隠しテキスト)、
300以上の「batteries(バッテリー)」というキーワードが確認されたということです。
ソースコードを確認してみると、600以上ものキーワード「batteries」が確認されました。
下記、Googleのジョン・ミューラー氏による回答です。
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robots.txtなど、特にテクニカルな問題は見られません。
一つ気付いた点として、サイトページのソースに「batteries」のような
キーワードが300回以上見られました。特にフッターには
隠しテキストとしてキーワードが大量にありました。
通常、Googleアルゴリズムがそのような問題をピックアップして
その様な問題のあるサイトは信頼できない=検索順位が下がるということになります。
特に悪意が無かったとしても、検索エンジンにスパムとして扱われてしまうので
ソースの見直しが必要です。
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今回は、「突然、検索順位が下がった!」ということでしたので
いままでは上位表示されていたようですが、Googleアルゴリズムの
問題をピックアップする精度が上がってきたということがいえるでしょう。
キーワードを詰め込み過ぎてないか、今一度注意してみましょう。
参考サイト:
Huge Drop In Organic Traffic
Google: Our Algorithms Picked Up On Your Keyword Stuffed Page