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【海外コラム】2013年のデジタル広告の現状と2014年のデジタル広告業界(タイ)

2014年3月18日

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2012年以降、タイのデジタルメディア上の広告費は急増


2013年にタイ国内で利用されたデジタルメディア上の広告費は42億4,800万バーツでした。
これは、2012年と比べ52.59%増加しています。2014年には更に、58億6,300万バーツに
増加する見込みです。


出典:デジタル広告協会(タイ)DAAT (Digital Advertising Association Thailand)


また、2014年においてはオフラインを含めた全体広告予算の中で、デジタルに投下されるであろう予算は
全体の 4.82%になると予測しています。


出典:デジタル広告協会(タイ)DAAT (Digital Advertising Association Thailand)

2013年に最もデジタルメディアを利用した業界は7.18億バーツでコミュニケーション業界となります。
また、スキンケア業界および自動車業界がそれぞれ5.04億バーツ、3.66億バーツと他の業界と比べ
比較的多くの予算をデジタルディアに投下しています。


出典:デジタル広告協会(タイ)DAAT (Digital Advertising Association Thailand)

特にバンコクにおいては、通信環境がかなり整備されており、誰でも手軽にインターネットにアクセスできる
環境が整ってきています。2012年まではほとんど利用されていなかったYoutubeなど動画サイトの人気が、
2013年以降高まっていることから、テレビメディアから動画再生メディアなどへ投資の流れが移ってきている
ものと思われます。また広告予算を多く投下している自動車業界などにおいては競争環境が激しさを増す中で、
ディスプレイ広告予算が増加し、更に検索及びソーシャルメディアにも広告を出稿する動きが加速しています。



出典:デジタル広告協会(タイ)DAAT (Digital Advertising Association Thailand)

デジタルメディア広告投下予算の内訳としては、検索広告は2012年の14.71%から2013年の18.91%、
2014年には20.16%と成長を続けています。またタイでは利用者の多いFacebook広告や、動画再生広告、
モバイル広告の分野も急成長しています。



出典:デジタル広告協会(タイ)DAAT (Digital Advertising Association Thailand)

デジタルメディアへの広告予算投下の多い業界に関して動向を探ってみると、コミュニケーション業界では
LINEスタンプなどが多く用いられており、スキンケア用品業界では検索ソーシャルメディアが、
また、自動車業界においてはディスプレイ・ソーシャルメディアが多用されています。タイにおいても
デジタルメディアと言っても多くの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

そのため、自社の製品各事業にマーケティング・コミュニケーションの目標を取る必要があり、
各製品、サービスに最も適したデジタルメディアを選定し広告媒体として活用が重要となります。

(アウンタイランド リサーチアナリスト/TAN Supawich V)



■アウンタイラボラトリーズ株式会社について

Webマーケティングの先駆けとして1998年に設立したアウンコンサルティング株式会社の
タイ現地法人として、2008年に設立。タイをはじめASEAN周辺国へ進出する日系企業、
タイ国内企業を中心に多言語Web制作、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、
リサーチ、翻訳などのグローバルマーケティング支援を展開。
2010年にはBOI(Board of Investment)を取得。タイ政府に認められた有数の日系
Webマーケティングエージェンシーとして独自のポジションと地位を築く。