その際、グーグルのウェブスパムチームの責任者であり、発言力のあるマットカッツ氏が
2014年のSEOトレンドの一つとして、SSL化されたサイトの重要性を挙げました。
SSL化されたサイトがGoogleの検索結果で上位表示されるようになった場合、
良い点としては、大量のサイトがSSL化され、結果的に安全性の高いサイトが
増えることになります。ただし、古いサイトに関してはSSL化が難しい場合があり
少し不利になります。
マットカッツ氏がSSL化されたサイトを歓迎しているのにもかかわらず、
グーグルが上位表示をしないのは、Thawte, Verisign, GoDaddyなどの
SSL証明書を取り扱っている企業に多大な影響を与えることになり、
その他のSSLプロバイダーの株価にも影響を与える可能性があるため、
グーグルは十分に考慮する必要があるからです。
そのため、少なくとも2014年中に変更があることはないと思われます。
SSL化されたサイトが上位表示されるには、もう少し時間がかかりそうですが
その方向に、Googleが調整していると考えてよいでしょう。