現在、アメリカで試験運用が行われているグーグルグラスが、日本上陸を噂されています。
眼鏡をかけて「OK Glass」話しかけると、瞬きでシャッターを切っての写真撮影、
録画などの操作が可能になるというだけでも驚きです。
Google Glassの次は、コンタクトレンズ?
ということで、今回は、スマート・コンタクトレンズ・プロジェクトについてご紹介します。
スマート・コンタクトレンズといっても、グーグルグラスのコンタクトレンズ版ではなく、
糖尿病患者のための血糖値を測るための医療機器のようなもの。
地球上の19人に1人が、糖尿病患者といわれている現代。その多くの人たちが、
血糖値を管理しなければならず、大変な思いをしていることにお気づきでしょうか?
血糖値をコントロールできないと、危険な合併症を引き起こすリスクが高くなり、
視力や肝臓、心臓などにダメージを与えることになります。もしも、運転中に
血糖値が低くなって気絶した場合など、事故に繋がるリスクも考えられます。
そこで、グーグルが次に開発しているのが、ブドウ糖の数値を測ることができるコンタクトレンズ。
小型化された小さなワイヤレスチップのセンサーが、涙の中のブドウ糖の数値を測ります。
グーグルは検索だけではなく、病気の人たちの負担やリスクを軽減するための開発など、
今後、様々な分野に参入してくるのではないでしょうか。
参考サイト:
Introducing our smart contact lens project