Google+のリンクシェアはSEOに影響を与えないと言われていますが、
Google+は、いくつかの点で検索結果に影響を与えており、
Search Engine Watchのエンリゲ氏が、パーソナライズについて検証しています。
パーソナライズ
Google+が検索結果に影響を与えるもっとも直接的な点は、パーソナライズです。
※パーソナライズとは?
情報のカスタマイズ化。各ユーザーに対して、最適な情報を提供することです。
たとえば、もし誰かがあなたのGoogle+をフォローしたとしたら、フォローしたユーザーが
利用するグーグル検索結果で、あなたの投稿が上位表示されやすくなります。
通常12位表示されるサイトが、Google+でフォローしたユーザーに対しては2位表示される
ようにパーソナライズされるなど、グーグルの自然検索結果にも大きな影響を与えています。
1000人以上にいいね(+1)をもらっている記事についてはどうでしょうか。
いいね(+1)した全員に対して、その記事だけではなく、いいね(+1)された人のコンテンツ
すべてが表示されやすくなります。
1. Google+をフォローしている人たちは、フォローしている人のコンテンツを見る機会が増える。
2. 誰かのコンテンツにいいね(+1)をすると、その人の全てのコンテンツを見る機会が増える。
これだけでも、かなりすごい影響力です。
ターゲットとなる熱心なファンを獲得できるだけでなく、もし、大きな影響を与えるインフルエンサーが
いいね(+1)やコンテンツをシェアしてくれたなら、ターゲット市場を大きく拡大することができます。
それに加えて、Gmailアドレス交換している人たちにも、パーソナライズされた検索結果が
表示されやすくなります。
検索結果ページに表示されるGoogle+の投稿について
Google+がパーソナライゼーション以上に影響を与えていることがわかる事例として、
パーソナライゼーションされないように、プライバシーモード(閲覧後に閲覧履歴などの
記録を自動で削除する)機能を使って検索した場合にも、
Google+でいいね(+1)した人の記事が上位表示されることが確認されています。
Google+にログインしていなくても、もともとGoogle+の検索結果で上位表示されている
コンテンツだったことが理由として考えられます。
参考URL:
Google+ & SEO: How Google+ Impacts Search Results