今年1月8日から、ヤフーはヤフーユーザーに対してSSL暗号化の提供を開始しましたが、
WebメールサービスでSSL暗号化を提供することついては、
グーグルなど同様のサービスを提供する他社に遅れをとっています。
グーグルは、2008年7月にWebメールのオプションとしてSSLの提供を開始。
2010年はじめにはグーグルユーザーに対して初期設定でSSL暗号化を提供するようになりました。
そして、つい先月から、グーグルは全てのユーザーに対してSSL暗号化を提供しています。
マイクロソフトが提供するHotmailでも、2011年11月からHotmailユーザーに対して、
今年7月には全ユーザーに対してSSL暗号化が提供されています。
Webメールのセキュリティ対策であるSSLの暗号化に対する取り組みに、
ヤフーはグーグルに4年も遅れをとったことになります。
また、ヤフーはやっとSSL化を取り入れたところですが、グーグルやフェイスブックは
すでにもっと高いレベルのセキュリティ対策に取り組んでいます。
ユーザーの関心が高いWebユーザーのプライバシーを守るセキュリティ対策に
遅れをとったヤフーが、今後どう対応していくのか気になるところです。
参考サイト:
Yahoo to make SSL encryption the default for Webmail users. Finally.