最新のSEO(検索エンジン最適化)情報サイト【SEO-ch】

スマートフォンのトラフィックは年間成長率100%!一方コンバージョンはデスクトップのわずか3割?!

2013年9月13日

カテゴリー :

Google

2010年ころから国内で徐々に普及してきたスマートフォンは今や利用率が50%を越え、
着実に浸透してきています。また、9月20日にリリースされるiPhone5s/5cは、ソフトバンク、
KDDIに加え、ドコモからの販売も決定し、ますます注目が集まっています。


スマートフォンと合わせてiPadなどのタブレット端末も普及が進んでおり、これらモバイル端末からの
トラフィックが急激な伸びを見せています。今回はモバイル端末経由のトラフィックの成長具合と、
コンバージョンを少しでも高めるための対応策をご紹介します。


モバイル端末経由のトラフィックが急成長!


アメリカのBrightEdge社による調査では、モバイル端末からのトラフィック数が2012年比で
今年は125%増加しているそうです。デスクトップからのトラフィック数も12%増えていますが、
モバイル端末はその10倍以上です。日本でも総務省調べで2011年から2012年にかけて
113%増加しており、モバイル端末経由のトラフィックが世界的に伸びていることが分かります。

トラフィックがこれだけ伸びていればコンバージョン数も増えているだろうと考えるのが自然です。
ところが、スマートフォン経由のコンバージョンはデスクトップ経由の30%程度に留まっています。
タブレットからのコンバージョンはデスクトップ経由とほぼ同じと言われているので、現状は
スマートフォン経由だけがコンバージョンに繋がりにくいと言えるでしょう。


デスクトップの方が効率的? 


BrightEdge社のレポートを見る限りでは、デスクトップでもトラフィックは伸びていますし、
きちんとコンバージョンに繋がっているので、短期的にはデスクトップでのSEO対策に注力する方が
効率的に思えます。また、タブレット端末からのコンバージョン率も高いので、タブレットに注力する
のも良いでしょう。

ですが、トラフィックの高い成長率を見せるスマートフォンに手を加えないのは、長期的に見ると
大きな痛手となる可能性もあります。

では、スマートフォンからのコンバージョンを増やすにはどうすればいいのでしょうか?


なぜスマートフォンのコンバージョンが伸びないのか? 


スマートフォンはタブレット端末やデスクトップと比べて、画面がどうしても小さくなります。多くのウェブ
サイトはデスクトップ向けに作られており、タブレットならデスクトップ向けのページでもある程度快適に
読むことができますが、スマートフォンではあまり快適に読めません。

そう考えると、スマートフォン向けにサイトデザインを最適化すれば、コンバージョンに繋げることが
できるという仮説が生まれてきます。


実際の成功例として、アメリカのFab(http://fab.com/)を見てみましょう。



出典:Fab.com


デザイナーズ用品専門で急成長しているECサイトなのですが、ユーザーの多くがモバイル端末から
アクセスすることを想定して、スマートフォン向けのサイト構築に注力しています。

「デスクトップの場合とモバイル端末では、使い方にどのような差があるだろうか?」という問いを
考えぬきながら、モバイルユーザーが使いやすい環境を用意しましょう。
 




スマートフォン向けのサイトデザインを考えるときは、Google Developers (https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/ )などの
ガイドを参照するのが良いでしょう。サイトをモバイル端末向けに最適化することで、逃して
いたコンバージョンをしっかり集めます。いきなりサイト全体をスマホ向けに再構築することの
ハードルが高い場合は、スマートフォンだけ404エラーが出るページを改修したり、
レスポンシブデザインを導入することで、コンバージョンが少しでも上がるよう改善しましょう。

SEO施策で増えた流入を活かすためにも、ユーザーにやさしいサイトの見せ方をすることが大事です。
モバイル端末経由のトラフィックを確認し、数字の伸びに合わせて適切な対応をしましょう。




参考:


「2013年度 携帯電話の利用実態調査」を実施
~ スマートフォンが広く浸透。利用実態にも変化が・・・ ~