コンテンツマーケティング時代のストーリーテリングのコツ


創業の思いや商品誕生の背景を語るストーリーテリング。これは以前からCMなどを通じて行われてきたことで、決して新しいコンセプトではありません。しかし、ソーシャルメディアやコンテンツマーケティングが主流化した昨今、消費者との間に「共感」を創り出すコンテンツを作る上で、ストーリーテリングの重要性は急速に拡大しています。

本日は、ユーザーが共感し、拡散したくなるコンテンツを生み出すストーリーテリングのコツをご紹介したいと思います。

■ストーリーテリング=「Why」を語ること

ストーリーテリングとは決してストーリーを1から作り上げることではありません。ストーリーテリングとは、「なぜ自分がこのビジネスを行っているのか」「なぜこのサービス/商品を開発したのか」を語ることです。

この「なぜ(Why)?」の部分にこそ、そのビジネスに込められた情熱が宿っているはずですし、そこにこそ消費者に共感を喚起させることができるのです。

■受け手中心のコンテンツ設計

また、そのストーリーは受け手の視点中心で設計しなければいけません。なぜなら、受け手の気持ちを動かすことこそがストーリーテリングの目的であるからです。ストーリーの読み手のライフスタイルや潜在意識を徹底的に追究し、あなたのビジネスに込めた思いとの共通項を見つけ出しましょう。サービス・製品の機能ではなく、消費者の感情に訴求することこそが情緒的な関係の構築に繋がるのです。

■物語の3つの基本+α

小説などの通常の物語と同じように、ブランドストーリーは、

1.シチュエーションの設定
2.問題の発生
3.問題の克服

という3つの要素を含んでいる必要があります。しかし、ビジネスのためのストーリーの場合には、この3つだけでは足りません。もう1つの不可欠な要素、それは「アクションを促す」ことです。ストーリーの自然な文脈の中で自分のサービスを間接的にPRし、ビジネス目標の達成に繋げることを意識する必要があります。

アクションを促さないかぎり、ただのエンターテイメントで終わってしまいます。ビジネス要素を全面に出さない手法については、以前のネイティブ・アドバタイジングの記事を参照してみてください。

■まとめ

文学的な見地から細かな方法論がいろいろと出ていますが、ビジネスにおけるストーリーテリングの要諦は以上に紹介したものとなります。

達成したいビジネス目標を念頭に入れた上で、消費者の心に響く「なぜ(Why)?」を説明し、情緒的な関係の構築を図る。これこそがストーリーテリングの骨子です。ぜひ企業理念や創業の経緯などの説明に実践してみてください。

参考:
How To Master The Art Of Storytelling In Your Content Marketing
Using Storytelling to Strengthen Your Brand
Top