Googleさん、Evernoteをアルゴリズムに入れて下さい

突然ですが、所謂ホワイトハットなSEOを行う上での根底の概念としてユーザーにとって
有益なコンテンツを作ることが掲げられます。

アップデートの度にGoogleも高品質なコンテンツを評価します、と声高に言っており、
例えば今年の10月のアップデートの際も下記のようなコメントを公式ブログで発表しています。

独自コンテンツをより高く評価するために

つまり、コンテンツを大事にするSEOはGoogleの考えに沿った取り組みと言えるでしょう。

しかし、ここで一つ問いかけたいのですが、高品質なコンテンツが重要だというメッセージを
発信する一方で、Googleは本当に高品質なコンテンツを正しく評価するためのアルゴリズムを
用意できているのでしょうか。

長年Googleのアルゴリズムにおいて外部リンクが重要な要素でした、そして今ではソーシャルシグナルという
新たな要素がGoogleの評価指標に含まれていると考えられています。

確かにこれらの要素を評価指標に組み込めば、ユーザーが他の人にレコメンドしているコンテンツは
評価できます。しかし、この仕組では他人には薦めないけれども人々がナレッジとしてストックしている
コンテンツは評価されません。

具体的な例を上げて説明してみましょう。
カレーライスのレシピを掲載しているとある2つのページがあったとします。1つはキワモノカレーライスの
レシピで、もう一つは普通のカレーライスです。
さて、あなたが自身のブログやFacebookで他のユーザーに紹介するのはどちらのレシピでしょう。
多分、ほとんどの人がキワモノカレーライスのレシピを紹介するでしょう。
何故なら普通のカレーライスの作り方を紹介しても、それを読んだ自分のブログ読者やFacebook上の
友達はおもしろくないと気づいているからです。

では、普通のカレーライスの作り方は低品質なコンテンツなのでしょうか?
答えはNoです。
もし、新しく出来た彼氏のために初めてカレーライスを作ってみようと思っている女の子に対してどちらの
カレーライスのレシピが重要か尋ねた場合、
きっと彼女は普通のカレーライスのレシピだと答えるでしょう。

では、人々はこのように他人にはレコメンドしないけれども価値のある情報をどう扱うのでしょうか。
その答えがEvernoteです。

今の時代多くの人がEvernoteを「外部の脳」として利用しており、他人にはわざわざ共有はしないものの、
自分の中でストックしておきたい情報をEvernoteに放り込んでおきます。

きっと彼氏のためにカレーライスを作ろうとしていた女の子も、家の帰る
電車の中でスマートフォンをから普通のカレーライスのレシピを見つけ、
そのページをEvernoteに保存したことでしょう。

要するにSNSやWeb上でもてはやされるコンテンツだけが高品質なコンテンツではなく、ひっそりと
Evernoteに保存されているウェブページも十分高品質なコンテンツだということです。

そして今のGoogleはこの要素を評価に組み込めていません。
(※多分です。。多分。)

偉そうな説明してきましたが、実はGoogleもそんなことは気づいているのです。

Googleは検索キーワードによってユーザーが新しい情報を求めているのか、それとも時間が過ぎても
内容が変わらない情報を欲しているのか、検索しているユーザーの意図を判断してソーシャルシグナルや
情報の新鮮さが評価に影響を与える度合いを調整していると言われています。

つまり、「カレーライス 作り方」と検索された場合、Googleは検索しているユーザーはSNSで
話題になっているキワモノカレーライスの作り方ではなく、
プレーンなカレーライスの作り方を検索結果に表示するよう務めているということです。

しかし、正直今の検索結果を見ている限り、このシステムがしっかりと働いているようには思えません。

これは一人の検索エンジンユーザーとしての検索結果がより有益なものになるためのお願いです。
GoogleさんEvernoteをアルゴリズムに加えて下さい。
私からのクリスマスプレゼントのお願いです。
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