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なんとなく凄いんじゃなく、とっても凄いナレッジグラフ

このSEO-chのニュースでも以前より何回か情報をお届けしてきましたが、つい先日ナレッジグラフが
日本語検索クエリにも対応を始めました。

SEOに詳しい人でも、詳しくない人でも目に見えるGoogleの変化にはやはり驚きを隠せないようで、
色々と取りざたされていますが、みなさん表面上の変化に目を取られてしまい、ナレッジグラフの
本当の凄さに気づいてない気がします。

そもそも何がいけないかというと、ナレッジグラフの説明がミスリードを生み出すきっかけになっています。
Googleの公式ブログではナレッジグラフを【“モノ” を認識する検索エンジン】という風に説明していますが、
正直この説明だけだと一切ナレッジグラフの凄さが伝わりません。

【“モノ” を認識する】ということが具体的にどういうことかを理解するためには実際にナレッジグラフを
使ってみると手っ取り早いです。

Googleで映画名を検索した場合には、ナレッジグラフ上には出演者が表示され、アーティスト名を
検索するとナレッジグラフは曲やアルバムの一覧を表示してくれます。その他にも、地名を検索すると
ナレッジグラフの中には経路案件のボタンが表示されます。

どうでしょう。これってかなり凄いことではないでしょうか。

映画名を検索した際にその映画の出演者が表示されるということは、まずGoogleは検索された
文字列が何であるか(この場合だと映画名だということ)を理解しているということです。

そして、映画に関して人々が知りたがっているのが出演者の情報だと理解して、その情報をナレッジグラフに
表示しています。

これまでGoogleは検索された文字列に対して、有益な情報が掲載されている可能性が高いサイトを
ユーザーに教えてくれましたが、肝心の情報はユーザーがサイトの中に入って探すしかありませんでした。

しかし、今のGoogleは検索されている文字列が何(どういう“モノ”)で、その“モノ”に関して何をユーザーが
知りたがっているかという部分まで把握しているということです。
これは人が質問に回答するときとまったく同じです。
人は質問を受けた時に、その質問に関する概要と、知っておくべき情報を自分で判断して相手に伝えます。

どうでしょうここまで読んでいただいて、ナレッジグラフが「かなり凄い」理由をわかっていただけたでしょうか。
検索エンジンは単なるサイトへのリンク一覧を表示するシステムから、人の代わりに人が知るべき情報を
判断できる領域まできたのです。

Googleは今後ナレッジグラフを表示する検索クエリ拡大すると発表しています。
テクノロジーが人に変わって情報の取捨選択をしてくれる時代はどんどん近づいてきているようです。

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