12月3日、先週のYahoo!JAPANの発表に続き、Googleも2012年の検索ワードランキングを
発表致しました。(※1)
総合1位は前年に引き続き「Yahoo」、2位も前年同様「youtube」と続いております。3位は
Yahoo!のランキングでも大躍進を遂げた「Facebook」でした。
モバイル(スマートフォンを含む)の検索ランキングでも、1位は「ヤフー」となっておりました。
Yahoo!のランキングにおいて「Google」というキーワードは、順位が総合で6位、スマホでは7位でした。
しかし、Googleのランキングでは、総合でもモバイルでも1位が「Yahoo」もしくは「ヤフー」となっています。
今回のランキングの結果を踏まえると、Googleにきた人たちの多くはその後Yahoo!に移動している
と想定されます。
GoogleでYahoo!を検索しているユーザーは、Googleの検索ユーザーとは言い切れないのではないでしょうか。
ブラウザでいえば、Google Chromeの使用率が増えていることもあり、デフォルトでGoogle検索の利用者が増えている
可能性が考えられます。
また、Yahoo!はポータルサイトであり、TOPページに多くの情報が掲載されているため、検索ではなく情報取得を目的と
して「Yahoo」を検索している日とも多いと想定されます。
またスマホにおいては、Androidの多くはGoogleがホームページに設定されているため、PC同様のニュース
等の情報を欲しているユーザーは、Yahoo!に流れているとも考えられます。
リスティングやSEOといった検索サイトでのプロモーションを実施している、もしくは考えている場合、
今一度ユーザーのニーズを把握し直してみましょう。
一番使われている検索エンジンは何か、デバイスは何かなど、キーワードを考える以前の大きな枠組みを
見直す必要がありそうです。
※1:Google年間検索ランキング2012