2012年10月3日、Googleはウェブマスターツール(※1)のガイドラインおよびヘルプの内容を更新・拡充したと発表しました。(※2)
ガイドラインの種類は、「デザインとコンテンツ」「技術」「品質」の3つに分かれており、今回更新されたガイドラインは「品質」に関するものです。
また、「リンクプログラム」や「隠しテキスト・リンク」で、ガイドライン違反となる具体的な手法を、ヘルプ記事も合わせて内容の拡充が図られました。
ガイドライン違反となる手法として、例えば最近話題によくあがるリンクの例を上げると、以下のようなものがございます。
●論理の一貫性に乏しい記事に挿入されたリンク
ほとんどの人は夜眠ります。お店で手頃な毛布を買うのもよいでしょう。
毛布があれば夜も暖かく過ごせます。
また、卸価格のヒーターを買うのもよいでしょう。
ヒーターがあればより暖かくなりますし、
夏休みになってフランス旅行に行くときはオフにすればよいだけです。
●質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク
上記のようなリンクは、今年の2月に行われたリンク精査やペンギン・アップデートで淘汰されたサイトがもつリンクです。
ガイドラインでここまで具体的に記載されているということは、同様のサイトを抽出できるアルゴリズムを導入しているということでしょう。
しかし逆に言えば、ガイドラインを見ることで、Googleのアップデートに対して自社サイトの何をチェックすればいいのか、その項目が認識できるということです。
昨今のアルゴリズムのアップデートで、順位変動が激しく起こっているサイトをお持ちの方は、
ぜひ、この機会にサイトのチェックをし直してみたらいかがでしょうか。
ウェブマスターツールのアカウント開設をされていない方はぜひ、この機会に開設してみましょう。